2014年9月5日金曜日

家探し

留学において、住む家も大切ですよね。


今回留学するにあたって、住居探しにとてつもない時間を割きましたので、書きたいことがたくさんあります。

ヘルシンキ大学に留学する学生は主にHoasという機関が提供するアパートメントを借ります。
種類もシェアハウス、一人部屋など様々で、家賃もこのタイプや場所によって決まります。
シェアルームだと月250ユーロやそれ以下で借りられるようです(でもかなり汚いらしい)。一人部屋は大体500ユーロしないくらいだそう。

ヘルシンキ大学自体は学生寮を所有しておらず、学生の住処に関してはHoasに任せきっている状態です。

しかし、このHoasですが、大学同士が契約している正規の交換留学生に優先してアパートを提供するので、わたしのようなvisiting studentは家具無しアパートしか予約できず(人数の少なくなる春学期は家具付きの部屋も申請できるらしい)、しかも全員分の部屋が提供できないというのです。

それを知ったわたしは大慌てで予約。

一ヶ月経って、「あなた、間違ってexchange studentの方法で申し込んでるから、予約取り消しますね」というメールが来ました。

ただでさえvisiting studentで部屋が取りづらいというのに、一ヶ月も経ってこの通知が来るなんて…と絶望。

ヘルシンキ大学の事務対応が手早いのと対照的に、Hoasは仕事がのんびりなようです。
(実際、現在も2回目の予約結果が来ていない。)

返事の来ないHoasに頼っていても仕方がないので、自分でアパートを探し始めました。

結果、わたしはFacebookページにたどり着きました。
以下のグループページは、ヘルシンキ周辺で家を貸したい/借りたい人が集まって、家の契約をしています。


ただ、注意しなければならないのは、これらの契約は全て家主と借りたい人の個人契約となるので、先に家賃を振り込ませる詐欺も考えられるということです。

実際、わたしもいかにも詐欺らしい人から連絡が来たことがあります。

Facebookのグループページのような場所で個人契約する場合は、以下のことを注意/確認すると良いと思います。
  • 教えられた住所が、ちゃんとアパートになっているか(Googleストリートビューで確認)
  • 部屋の写真を見せてもらい、あまりにも綺麗だったら注意
  • 初月の家賃の振込方法は銀行振込かどうか(Money Gramの類いは厳禁)
  • Facebookページの名前と銀行振込の名前が一致しているかどうか
  • その人のFacebookページが偽アカウントではないかどうか
  • 契約書を書いた方がベター(グループの管理人に頼めばもらえる)
  • できれば事前にSkypeで顔を見ながら話す

これだけやっても、実際家に行って家主に会うまで不安でした。

くれぐれも、これだったら大丈夫だろう、という確信を持ってからお金を振り込んでください。

同じようにHoasから部屋をもらえなかった人の中で、Forenomという会社から部屋を借りた人もいました。でもここから借りると家賃がとても高いです。

幸運なことに、わたしは一番上のFacebookページで、月500ユーロで部屋を貸してくれると言うフィンランド人女性を見つけて、部屋を貸してもらっています。


写真は、到着したときに撮影したわたしの部屋です(今はこれよりちょっとだけ?汚い)。

Hoasよりは高くつきましたが、北欧インテリアのモデルと言えそうな、驚く程綺麗なアパートで暮らせているので、満足しています。

人口が増えるヘルシンキでは、家不足が年々問題になっており、手頃な家を探すのは困難だと言われていますが、
学校の薦める方法で手に入れられなかったとしても、上記の方法を参考に諦めずにトライしてみてください!

(また、交換留学生と差別されたのはこの住居の件だけで、このほかは全て同じ条件で学生生活できます^^)

1 件のコメント:

  1. 上記のように苦労しなくてもhomestaywebというページに日本人が経営してる宿なんてのもありましたのでそれなら安心です。泊まってみましたが日本人家主が対応してくれました。信頼度抜群です。

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