2015年10月27日火曜日

SNS疲れの原因と解決法

みなさんこんばんは。

最近のわたしはと言えば、週に2度だけ大学に行き、空いた時間は友人や家族と過ごしたりダンスのレッスンを受けたり、と至って標準的な大学生の生活を送っています。

これだけ書くと、なんてストレスフリーな生活!と思われるかもしれません。
しかし、どんな生き方をしていたって悩みはつきもの。人間だもの。

そのうちの一つがSNSによる疲弊です。いわゆる「SNS疲れ」ってやつです。今更かよって感じですが。


わたしの場合、その主な原因となるSNSはFacebookのMessenger。
これ、「何時何分に既読」と表示される上に、「友達」が今オンラインだとか、何時間前にオンラインだった、とかいう情報も表示されてしまうのですね。
言うまでもないですが、同じように自分のアクティブ情報も相手に知られてしまいます。

LINEは未読のまま無視しても、 Messengerのように何時に読んだとかアプリを開いたとかいう情報が(今のところ)表示されないのでまだ良いのですが、

このMessengerってやつは、未読のまま放置しておくと、相手に「そういえば◯◯から返事来ないな…。(Messengerを開く。)え!◯分前にオンラインってなってる…わたしからのメッセージ無視されたんだ…。」
と図らずも打撃を食らわすことになります。

さらにその後Facebookを閲覧して、メッセージを送った相手が写真を投稿していたりすると、「返信してからにしろや!」と、さらにマイナスの感情が増すわけです。

相手は忙しくて返事を書けなかったのかもしれない。
たくさんメッセージが来ていて自分のメッセージが受信箱の下のほうに行ってしまっているのかもしれない。

でも、何かまずいことを送ってしまったのかもしれない。
という不安は拭いきれず、そわそわした時間を過ごすことになるわけですね。(フィンランド留学中何度も経験済。)

しかしよく考えてみれば、お互いに信頼している友達であれば、そんな簡単に嫌いになったりしません。

つまりSNS疲れの原因は、「仲が悪くも良くもない」「心から信頼できない」中途半端に広がった人間関係が生み出した情報社会の産物だったわけです。ただそれだけだったわけです。

漫画家の小池一夫さん(@koikekazuo)がTwitterで、


と呟いておられて、ぴんと来ました。

SNS等を活用して見境なく広げた中途半端な人間関係は、人を雑に扱う機会(または雑に扱われたと勘違いさせる機会)を明らかに増加させている。
一方で、雑に扱われることを好む人間はいないという事実は変わらない。

Facebookでこんなに「友達」が増えた今、コメントやメッセージを返し忘れたり、誕生日のお祝いの言葉を送り返せなかった、ということはかなりの頻度で起こることだと思います。

しかし、それによって相手は「雑に扱われた」と心を痛めているはずです。
言うまでもなく、自分も同じように傷つく可能性も大いにあります。

この先友達になるつもりのない「友達」なら、滅多に会うことがなくなった(SNS上でしか関係がなくなった)時点で「友達」をやめたほうがお互いのためかと。

自分が大事にしたいと思う繋がりさえ、常に気にかけることは難しいと感じることは多いのは事実。(家族など。)

グローバル化や留学が推奨されている今、人脈も世界に広げることが善しとされている時代ですが、

自分を身近でサポートしてくれている人さえ大事にできない人が大した繋がりを生み出せるでしょうか。
到底無理だろうと思います。

だから、「あ、この人は思いやりの枠内に自分を入れてないな。しかももう会う機会ないだろうな。」と分かった時点でがんがん繋がりを切っていけばいいんですね。せっかくできた外国人の「友達」にその決断を下すのは辛いかもしれませんが。

それでも、送信したメッセージがぞんざいに扱われて不安になってしまうような相手なら、それが分かる良い契機だったと思えばいいんです。
(そもそも時間を表示させる機能は不要ですが。)

現実世界でもSNSでも手に負える範囲のお付き合いが良さそうですね、
という結論で悩みは無事解決に向かいそうです。
そもそもたかが意思疎通の道具に感情を左右されるなんてまっぴら御免。

同じ悩みを抱えている方々の参考意見になれば嬉しいなと思います。
それではまた。

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